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2017年6月 4日 (日)

まつこ「花戦さ」を観る

ちょうど1年前、花戦さのクラインクインにワクテカしてウキウキしてブログかいておりましたまつこ。
何が楽しみって浩市さんと萬斎さんというまつこ2大大好きおじさま方が共演するってことがね。しかも蔵之介さんまでいるし
そんなわけで公開初日の昨日、観に行ってまいりました「花戦さ」。その感想です。

あらすじ

十六世紀。戦乱に荒れ果てた京の都に、花を生けることで世の平穏を祈り、人々に生きる希望を与えんとする、「池坊」と呼ばれる僧侶たちがいた。
やがて織田信長による天下統一を前に、戦国の世も終わりを告げようとする頃、「池坊」の中でもその生ける花がひときわ異彩を放つ池坊専好は、信長の所望で、「大砂物」なる大がかりな生け花を披露するため、岐阜城へと向かう。
そこで専好は、千宗易という不思議な男に出会うが、巨大な松を中央に据えた大砂物は思わぬ失態を招き、信長の怒りを買う。しかしそのとき、軽妙に事態を取り繕い、専好を救ったのは、信長に仕える若き武将、木下藤吉郎だった。
それから十二年。信長は本能寺の変によってすでにこの世を去り、天下はかつての木下藤吉郎、豊臣秀吉の手に委ねられていた。
期せずして池坊の執行となった専好だが、その立場ゆえに、迷いながらも自らの奔放な「花」を封印していた。そんなある日、今は豊臣秀吉の茶頭として、利休を名乗る宋易と再会する。
二人はしだいに心を通わせ、いつしか真の友として、互いが目指す「美」の世界を高め合う関係となっていく。専好は利休によって、自らが求める「花」の心をようやくつかみ始めるのだった。
しかしやがて悲劇が訪れる。天下を握ってから人が変わったように驕り高ぶる秀吉に対し、諌めるように自らの茶を貫き通そうとした利休が、その頑なさゆえに、秀吉に命じられ、自害に至ったのだ。
打ちのめされる専好。さらに悲劇は続いた。秀吉の乱心は嵩じ、罪もない街の者たちまでが、次々と命を奪われていく。
ついに専好は立ち上がった。時の最高権力者太閤秀吉に戦いを挑む専好。かけがえのない友、利休の仇討のため、彼が手に取ったのは、刃(やいば)ではなく「花」だった。それこそが、専好にしか成しえない「戦さ」であった。
*東映HPより

このブログでも書きましたが映画が楽しみすぎて原作である小説を先に読んでしまいました。その小説のイメージが強かったからでしょうか、ちょっとした違和感を感じてしまいました・・・。
映画を見終えた感想はその違和感の一言。なんだろうか、喉の奥で骨が引っかかったような。
それを一番感じたのが専好と利休との関係性。
私はこの小説で一番強く感じたのはこの二人の関係性なんです。二人の接点はそれほど長いわけでも濃厚なわけでもないのですが、何も言わなくて感じ合える、美を追求するもの同士だからこそ感じえる何かがこの二人の結びつきを強くしていたように思うのです。
私はこのブログでそれをボーイズ★ラブと称しましたがその言葉が一番ぴったりくるほど2人の魂の結びつきを強く感じたものです。利休の奥さんほんのり嫉妬してましたしね。
利休が秀吉とのあれこれに疲れはてた時専好に会いたいと思う、そして彼の活けた花を観て癒されたいと思う、このお互いの存在が自分にとっての安らぎとなるようなそんな関係性を私はものすごく素敵だと思って小説を読んでいました。
だからこそ利休が理不尽な理由で命を落とした時、専好の悲しみは深いものになったわけで、その辺の繋がりは小説を読んでいる者が深くシンパシーを感じるきっかけにもなると思っていたのですがしかし映画ではそこがあまりにもさらっと描かれていて・・・。
え。このお話の一番いいところなのに?!そうくる!?という感じでした。
早い話が浩市さんと萬斎さんのもっと濃厚な絡みが見たかったわけですよまつこ的には!annoy←ついに本音

専好さんが秀吉に立ち向かう理由のワンオブゼムみたいな扱いにもなっていてまつこちょっと悲しゅうございました・・・。

しかしそれ以外は色々面白い映画でした。例えばこの映画、とっても顔のアップが多いんです。だからこそそれぞれの俳優さんたちの顔の演技というものが楽しめる感じです。
特に秀吉と利休が小さな茶室で交わすギリギリの会話。表面穏やかに見えてその裏で色々な思惑が交差しているのが見えます。
特に浩市さんの利休は傍目には感情の起伏があまり感じられないのだけど、それなのに秀吉の言葉に神経を尖らせている様が手に取るようにわかる。
秀吉の心無い言葉と行動に怒りを感じているのかとおもいきや悲しみを感じているようにも見える。全て秀吉に従順なように見えてどこかで利休の揺らがない信念を感じさせる。秀吉はそれを感じ取っていたからああいう悲劇になったのだと思うとこの浩市さんの演技ってすごい。

もちろんその他豪華俳優陣が名を連ねているすごい映画ではあるのですがやはり何より萬斎さんの専好につきると。
というかこの映画は萬斎さんのプロモーションビデオmovieと思うほどの存在感であります。
本当にね、この方舞台あらしであると同時に映画あらしだなとも思うんですが、なんでもかんでももってっちゃう。そういう方ってもう主役しかできなさそうですけどね。役も限定されそうですけど。
その萬斎さんの専好さんですが、萬斎さんがなんかのインタでおっしゃっていましたが天真爛漫というよりはナントカと天才は紙一重的な感じがひしひしとchick
ま、ぶっちゃけるとちょっと頭ゆるい?的な(爆)
でも何を考えているのかがわからない、読めないんですよね。これ、意図的なのかどうなのかわかりませんけど、この瞬間彼は一体何を思っているんだろう??っていうシーン、多々ありました。特に利休と2人きりで狭い和室でお茶を飲むシーン。散々っぱら泣いて愚痴って、そのあとの顔つきがどーにもこーにも「え。この方狂人ですか?」とも思えるような顔つきをされておられる。
今でもちょっとあのシーンのあの表情が謎です。まつこが理解できなかっただけかもしれませんが是非ご本人がいらしたら聞いてみたいシーンのひとつです。

その他色々あるんですが、総称的にはやっぱり萬斎さんのPVかっちゅうそこにつきる。見方を変えれば萬斎さんという逸品だけど扱うのが難しい素材をよくぞまぁ監督は上手に使ってきたなという感じです。萬斎さんの無駄遣いも一切ナシ。ありがたやありがたや。
余すところなく萬斎さんを使い仕上がったゼイタクな映画、それがこの「花戦さ」だと思います。

でもなんだかんだいいつつ、天真爛漫の専好さんはとってもかわゆらしかったheart
萬斎さんがそう思われることを意図して演じていたらあなおそるべし。

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