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まつこと野村萬斎さん

2017年7月22日 (土)

まつこと舞台「子午線の祀り」

グアムから帰ってきましたよ。今真っ黒です。
現地では何度かフィリピーナに間違えられました。
飛行機の中で日本人のCAさんに英語で話しかけられました。
日焼けするとなんでか日本人離れするらしいまつこです、どうもご無沙汰しております。
グアムで食っちゃ寝食っちゃ寝すること3泊4日、昼寝するなら別に日本でもいいじゃあるまいかという声はあえて無視させていただきまして、帰って早々萬斎さんの舞台です。

今回の舞台、実は原作本を買ってはいたんですがまだ読んでいません。
先入観持たずに見たいなーというのがありまして。しかも平家物語がベースになってるんだったらあえて原作読まなくても話についていけるだろうってな考えもありまして、真っ白な状態での観劇です。
今回お席が大変よくってですね、前から2列目でした。
お席がよくなるのも当然ですよ、だってまつこ世田谷パブリックシアター友の会会員になったんですもんdiamond
世田谷在住の友人に頼もうかとも思ったんですが(世田谷区民は無料らしい)何度も何度もチケット取りを頼むのも心苦しくてですね、有料会員になりました。
てかケチるなよって感じ?テヘペロeye

で、舞台のあらすじです。

歴史上名高い源平の合戦。次第に平家の旗色は悪くなるばかり。兄・平宗盛(河原崎國太郎)に代わり平家軍を指揮する平知盛(野村萬斎)は、一の谷の合戦で、源義経(成河)の奇襲を受け、海へ追い落とされる。以来、武将となって初めて自分に疑いをもちつつ、知盛は舞姫・影身の内侍(若村麻由美)を和平のため京へ遣わそうとする。

平家を支える四国の豪族・阿波民部重能(村田雄浩)は、三種の神器を楯に主戦論を唱え、知盛を立てて新しい日本国の存立を画策しようとする。知盛は平家滅亡を予感しながらも、後白河法皇の過酷な要求を拒絶し、徹底抗戦の道を選ぶのだった。
 一方、源義経は、兄頼朝から目付役として遣わされた梶原景時(今井朋彦)と対立しながらも、源氏方の先頭に立って慣れぬ海戦も乗り越えますます勢いづいていく。

そしてついに両軍は壇の浦の決戦の日を迎える――。

世田谷パブリックシアターHPより

実は観劇前日に知ったのですが上演時間が4時間ほどあるらしい、と。

・・・・・・・・・・・・・はい?ear

まつこって奴は飽きっぽいというか我慢というものができないというか、ひとところに数時間じっと座っているということができんのですよ。大好きな舞台でもね、大ファンの人のコンサートでもね、ある程度の時間すぎるとやっぱり飽きが来てしまう瞬間ってのが結構あるんです。
しかも平家物語で、しかも壇ノ浦の場面だけでどうやって4時間も引っ張れるのか。まつこの頭の中は?だらけでありました。
しかし見終えてしまうとこれ不思議としか言いようがないのですが、4時間あっという間でした。え?もう休憩?もう半分?え、もう知盛死んじゃったweep
早い。早いなぁ。あっという間だぞ。

ってそれくらい見入ってました。「群読」と呼ばれるものも初体験でしたが、声の持つパワーというか、複数の声が合わさって耳に届く時の迫力と心地よさったらない。
そこへ幻想的な舞台という視覚が合わさるとなんともいえない不思議な世界に迷い込んだような感覚に陥ります。
特に冒頭の、宇宙に関する説明。自分がいる場所の不思議さ・不可解さ、そして自分が中心だと思っている世界のちっぽけさを思い知らされます。
その上で舞台の上で繰り広げられる平家の滅亡の顛末を見ているとまるで自分が天の上の神様にでもなって地上を見下ろし、お馬鹿だけれど愛すべき人間たちのあれこれを生暖かく見守っている、みたいな気になってくるからこれ不思議。
不思議だけれど観ていても聴いていてもここちよい世界が舞台の上にありました。あまりの心地よさに一度本気で寝落ちしそうになりましたけれども(爆)だってグアム疲れがまだ取れてない
大きな動きがあまりない、どちらかというと「静」の舞台なのに迫力だけはひしひしと感じました。なんでもかんでもドタバタ動きゃいいってもんではないっちゅうことですね。

で。
お目当ての萬斎さんなのですが、この舞台の宣伝で色んな番組出ておられた時から思ってましたけど髪が。ちょと長め。おかげで鼻息が荒くなりました

ロン毛萬斎様・・・・・!!dash

いつぞやまつこはこのブログで書いたことあるんですが、萬斎さんはロン毛のとき恐ろしいくらいにお色気が倍増します。ロン毛ってほど長くはなかったですけどいつもよりちょい長めですよね。シブ5時の密着でも前髪うっとおしそうにかきあげておられてましたもんね。

たまりませんなup思わずフォント大きめ

実際知盛萬斎、大層お美しかったですよ。前から2列目ですからね、まじまじとそのお顔を横から前から堪能できましたもの。
しかも戦いの途中で何度かぴたっと動きが止まるんですがその姿勢もまぁお美しいこと。
あまりのお美しさにこの知盛様とその隣にひたりと寄り添い彼を守る弁慶様の図というものがですね、頭から離れませんでした←歴史的背景丸無視な妄想
いやでもこの上なく美しいお姿だと思うんだけどなぁ。ありえないこととは思いつつそんな姿一度でもいいから見てみたいと切に思った。

・・・なんかまた妙な方向へいきそうなので戻しますと。
舞台を見終えると「面白かった」とか「つまらなかった」とかいう感想って頭に浮かぶじゃあないですか。でもこの舞台ってそういうレベルでは量れないというか、感想を言葉にするのが非常に難しい。それってまるで絵画の感想を書けと言われているような気になります(爆)
ほらしかもまつこ、語彙プア人だから尚のことここであれこれ書けと言われても書けないわけですよ。
でも感覚的な形容詞だけは書ける。この舞台は

きれい・静か・大きい・ちっぽけ

ですね←更に読んでる人を混乱させる言葉の数々



2017年6月12日 (月)

まつことMANSAIボレロ(映像編)

先日まつこが観劇した「MANSAIボレロ」がですね、世田パブ公式アカウント経由でアップロードされました。

血迷うたか世田パブよshadow

萬斎さまのボレロを無料配布するとは!
いかん!萬斎さまはお金払いたくなってこその萬斎さまなのにっ!

とブツクサ言いつついそいそ見てみる←そりゃ観るさね




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(視聴中)



・・・・・嗚呼・・・・・
←としか言葉がない

もっかい見てみる。


・・・・・・・・・・OH・・・・・・・・・・・←英訳された

まつこが観劇したのはカツラなしの時でしたのでカツラバージョン見れて嬉しかったです。確かね、アフタートークで萬斎さん客席に聞いておられたもの、どっちが好きですか?って。両方見た今どちらが好みかと言われるとやはりカツラなしかな。だって萬斎さんの顔がよく見える←なんの参考にもならん言葉ですんまそん萬斎さん

いやでもまつこなんでもシンプルが好きなんでね。衣装でもなんでもシンプルであればシンブルであるほど舞台の上の人が光る。言うなれば素材をそのまま生かした料理が一番だってことでしょうかね←イミフ

しかし映像だとあの場の空気を一瞬にして変えてしまうあの萬斎マジックがまったくといっていいほど見られないのですよ。だからですかね、舞台を見たときの感動には遠く及ばない感じは、しました。
だってね?
だってだって、モノホンは生はこんなものじやななかったのさね。
なんというかあの時あの会場にいた全ての人が萬斎教に改心しそうになりましたものdiamond
マインドコントロールってやつね
あな恐ろしや萬斎さん。この人が変な宗教の教祖でなくてよかった。まつこも教祖様追いかけて入門ですわ。


とにもかくにもあの感動を映像でまた見られるのはとっても嬉しい。
太っ腹な世田谷パブリックシアター様、ありがとうございます。のっけに悪態ついてごめんなさい。まつこ、反省する。

でも、何度もくどいようだが映像ではあの感動は伝わらないんだな。あの感動の百分の1も伝えられてないと思う。やはりMANSAIボレロは生で見ないとその素晴らしさが全くもって伝わらない。現にこうやって必死こいてどれだけ生がすごかったかって書いているけどあれはあの場で同じ時間を共有した人にしかわかるまいて、と思う。

・・・・・・Σ( ̄ロ ̄lll)はっ。

だから世田パブ様は無料公開されたわけですかdiamond

タダで見せてもわしらに入っているゼニは変わらんぜよという自信がおありになhickoklmヒデブ

なるほどなるほど。ならば合点がいきます。
ではその恩恵に預かるべく、遠慮なく拝見させていただきまする。

世田谷パブリックシアター公式ようつべ動画「MANSAIボレロ」はこちら

2017年6月 4日 (日)

まつこ「花戦さ」を観る

ちょうど1年前、花戦さのクラインクインにワクテカしてウキウキしてブログかいておりましたまつこ。
何が楽しみって浩市さんと萬斎さんというまつこ2大大好きおじさま方が共演するってことがね。しかも蔵之介さんまでいるし
そんなわけで公開初日の昨日、観に行ってまいりました「花戦さ」。その感想です。

あらすじ

十六世紀。戦乱に荒れ果てた京の都に、花を生けることで世の平穏を祈り、人々に生きる希望を与えんとする、「池坊」と呼ばれる僧侶たちがいた。
やがて織田信長による天下統一を前に、戦国の世も終わりを告げようとする頃、「池坊」の中でもその生ける花がひときわ異彩を放つ池坊専好は、信長の所望で、「大砂物」なる大がかりな生け花を披露するため、岐阜城へと向かう。
そこで専好は、千宗易という不思議な男に出会うが、巨大な松を中央に据えた大砂物は思わぬ失態を招き、信長の怒りを買う。しかしそのとき、軽妙に事態を取り繕い、専好を救ったのは、信長に仕える若き武将、木下藤吉郎だった。
それから十二年。信長は本能寺の変によってすでにこの世を去り、天下はかつての木下藤吉郎、豊臣秀吉の手に委ねられていた。
期せずして池坊の執行となった専好だが、その立場ゆえに、迷いながらも自らの奔放な「花」を封印していた。そんなある日、今は豊臣秀吉の茶頭として、利休を名乗る宋易と再会する。
二人はしだいに心を通わせ、いつしか真の友として、互いが目指す「美」の世界を高め合う関係となっていく。専好は利休によって、自らが求める「花」の心をようやくつかみ始めるのだった。
しかしやがて悲劇が訪れる。天下を握ってから人が変わったように驕り高ぶる秀吉に対し、諌めるように自らの茶を貫き通そうとした利休が、その頑なさゆえに、秀吉に命じられ、自害に至ったのだ。
打ちのめされる専好。さらに悲劇は続いた。秀吉の乱心は嵩じ、罪もない街の者たちまでが、次々と命を奪われていく。
ついに専好は立ち上がった。時の最高権力者太閤秀吉に戦いを挑む専好。かけがえのない友、利休の仇討のため、彼が手に取ったのは、刃(やいば)ではなく「花」だった。それこそが、専好にしか成しえない「戦さ」であった。
*東映HPより

このブログでも書きましたが映画が楽しみすぎて原作である小説を先に読んでしまいました。その小説のイメージが強かったからでしょうか、ちょっとした違和感を感じてしまいました・・・。
映画を見終えた感想はその違和感の一言。なんだろうか、喉の奥で骨が引っかかったような。
それを一番感じたのが専好と利休との関係性。
私はこの小説で一番強く感じたのはこの二人の関係性なんです。二人の接点はそれほど長いわけでも濃厚なわけでもないのですが、何も言わなくて感じ合える、美を追求するもの同士だからこそ感じえる何かがこの二人の結びつきを強くしていたように思うのです。
私はこのブログでそれをボーイズ★ラブと称しましたがその言葉が一番ぴったりくるほど2人の魂の結びつきを強く感じたものです。利休の奥さんほんのり嫉妬してましたしね。
利休が秀吉とのあれこれに疲れはてた時専好に会いたいと思う、そして彼の活けた花を観て癒されたいと思う、このお互いの存在が自分にとっての安らぎとなるようなそんな関係性を私はものすごく素敵だと思って小説を読んでいました。
だからこそ利休が理不尽な理由で命を落とした時、専好の悲しみは深いものになったわけで、その辺の繋がりは小説を読んでいる者が深くシンパシーを感じるきっかけにもなると思っていたのですがしかし映画ではそこがあまりにもさらっと描かれていて・・・。
え。このお話の一番いいところなのに?!そうくる!?という感じでした。
早い話が浩市さんと萬斎さんのもっと濃厚な絡みが見たかったわけですよまつこ的には!annoy←ついに本音

専好さんが秀吉に立ち向かう理由のワンオブゼムみたいな扱いにもなっていてまつこちょっと悲しゅうございました・・・。

しかしそれ以外は色々面白い映画でした。例えばこの映画、とっても顔のアップが多いんです。だからこそそれぞれの俳優さんたちの顔の演技というものが楽しめる感じです。
特に秀吉と利休が小さな茶室で交わすギリギリの会話。表面穏やかに見えてその裏で色々な思惑が交差しているのが見えます。
特に浩市さんの利休は傍目には感情の起伏があまり感じられないのだけど、それなのに秀吉の言葉に神経を尖らせている様が手に取るようにわかる。
秀吉の心無い言葉と行動に怒りを感じているのかとおもいきや悲しみを感じているようにも見える。全て秀吉に従順なように見えてどこかで利休の揺らがない信念を感じさせる。秀吉はそれを感じ取っていたからああいう悲劇になったのだと思うとこの浩市さんの演技ってすごい。

もちろんその他豪華俳優陣が名を連ねているすごい映画ではあるのですがやはり何より萬斎さんの専好につきると。
というかこの映画は萬斎さんのプロモーションビデオmovieと思うほどの存在感であります。
本当にね、この方舞台あらしであると同時に映画あらしだなとも思うんですが、なんでもかんでももってっちゃう。そういう方ってもう主役しかできなさそうですけどね。役も限定されそうですけど。
その萬斎さんの専好さんですが、萬斎さんがなんかのインタでおっしゃっていましたが天真爛漫というよりはナントカと天才は紙一重的な感じがひしひしとchick
ま、ぶっちゃけるとちょっと頭ゆるい?的な(爆)
でも何を考えているのかがわからない、読めないんですよね。これ、意図的なのかどうなのかわかりませんけど、この瞬間彼は一体何を思っているんだろう??っていうシーン、多々ありました。特に利休と2人きりで狭い和室でお茶を飲むシーン。散々っぱら泣いて愚痴って、そのあとの顔つきがどーにもこーにも「え。この方狂人ですか?」とも思えるような顔つきをされておられる。
今でもちょっとあのシーンのあの表情が謎です。まつこが理解できなかっただけかもしれませんが是非ご本人がいらしたら聞いてみたいシーンのひとつです。

その他色々あるんですが、総称的にはやっぱり萬斎さんのPVかっちゅうそこにつきる。見方を変えれば萬斎さんという逸品だけど扱うのが難しい素材をよくぞまぁ監督は上手に使ってきたなという感じです。萬斎さんの無駄遣いも一切ナシ。ありがたやありがたや。
余すところなく萬斎さんを使い仕上がったゼイタクな映画、それがこの「花戦さ」だと思います。

でもなんだかんだいいつつ、天真爛漫の専好さんはとってもかわゆらしかったheart
萬斎さんがそう思われることを意図して演じていたらあなおそるべし。

2017年4月17日 (月)

まつこと「野村萬斎x真鍋大度 FORM」~3月31日放送の回

楽しみなような見たくないようなってな具合の葛藤が続きましたこの番組。
今年正月に上演したFORMのドキュメントでございます。

そうです、まつこが仕事のせいで最前列逃したあのFOARMですが何かannoy

番組見終えてやっぱり思う、生で見たかったなぁって。こんな幻想的な三番叟、なかなか見られるもんじゃあありません。
今や萬斎さんの十八番ともいえる三番叟と今をときめく世界的映像アーティストである真鍋大度さんがコラボした公演です。
そして番組ナレでも「萬斎さんのライフワークともいえる~」と紹介していましたが、その言葉は遠からずだなと思っていて、実際おとうたまの万作さんの代表作が釣狐ならば萬斎さんはこの三番叟になるのでせうか。
なんというか、伝統芸能の狂言をひとつのアートとみなし、世界に通用するものを目指している萬斎さんにとっては三番叟ほど言語の異なる人たちに伝えるのにこれほどいい共通語はないんだろうなって思うわけで。

そんな萬斎さんのヒストリーから始まるこのドキュメンタリー番組、なにが一番興奮したかって「花戦さ」の数シーンが流れたこと。しかもこれまで公開されているどのシーンでもない、初めてみるシーンばかりです。
いやぁ、今回もやっぱり変な人演じてるんですねやっぱりという感想のほかになにがありましょうかscissors

というのはいいすぎだけれど、所謂「普通の人」を演じさせるのはもったいないと思わせるのがこの人なんだろうなと思うんですけど。だってねぇ、普通の人だったら誰やったっていいわけじゃないですか。スキャナー的なのとか(ボソッ)
普通の人もできるんだろうけど、それじゃあ萬斎さんをキャスティングした理由がわからなくなってしまいそうだし。ホントそれじゃもったいないお化け出るわってな具合なんだろうと推察するんですが。

そしてありがたいことに三番叟の歴史というものも丁寧に解説してくださりました。
なんでも「日本最古の舞」ではないかといわれているそうで、古事記の天照大神を岩戸から誘い出すためにアメノウズメが踊った舞、それが三番叟の原型である、という説もあるらしい。
このあたりは萬斎さんがあちこちで語っておられるので予習済みでしたが、奈良の古い神社に伝わる三番叟の映像を見たときの衝撃ったら。
もはやこれは狂言で舞われるものとは別物になっているような。萬斎さんはこういう神事の三番叟を「泥臭い」と形容しておられましたがまさにその通りでね、我々萬斎フリークが見慣れているものとのあまりのギャップにかなり驚いてしまいました。
元々は神事で奉納されていた舞が狂言師によってひとつの様式美となり、それが受け継がれて今萬斎さんによってアートになりつつあるのかと思うと、その変遷を目の当たりにすることができた喜びってもんを感じましたよ。もしかしたら我々は現代風俗史においてものすごいものを見ているんジャマイカって気にさせられましたね。まつこが言うとなんか軽く聞こえて恐縮なんですがbell

そしてモジモジ萬斎さんが烏帽子だけを頭に乗っけた格好でモーションキャプチャーの撮影をされているんですが、これがなんとも微妙な。
萬斎さんってトータル的に見ると不自然な体型をしているというか、普通の生活を送る人はそういう体型にならんのではと思わせる、ナチュラルではない感がある体型なんですよね。
だからなんというか、モジモジ萬斎はとっても微妙shadowこれでも萬斎ファンなまつこ
ご本人も「変に見えない?」って聞いてるし。

ええ、確実に変な人に見えますねeye

亀梨くんが出てる見直し本舗のCMに出てくるオスしかいないちっちゃいおじさん族。あれに似てると思ったまつこ。

そのデータと萬斎さんが与えたキーワードを元に真鍋さんがあれこれデザインをしていくようなのですが、この萬斎さんのキーワードってのがまた抽象的な上に難解。いや頭のいい人とか想像力がある人には簡単なテーマなのかもしれませんけどそのいずれの才能にも恵まれなかったまつこには難解そのものでしかない。

「神視点」「宇宙の始まり・生命の始まりを感じる表現」「内なる宇宙・DNAを思わせるような空間」

・・・・・・・・・・・・・・・。

スイマセン、ワタシニホンゴ ワカラナイヨpenguin

クリエイターってすごい。こんな抽象的な言葉から色んな世界を広げていけるなんてねぇ。
更に真鍋さんという人のすごさを感じたのは萬斎さんが口にした抽象的なあれこれを的確に読み取ってるってこと。まつこなんか聞いてもよく意味わかんなかった
しかも萬斎さんが何気なく口にしたキーワードを的確に拾ってて、更に驚き。破壊と再生」って言葉でピンと来るってやっぱ頭の中が我々とは異なる構造になってるんだろうなぁって思う。
多分アーティスティックな人たちの間では共通言語があるに違いない。それってセンスの欠片もないまつこ的な人間が聞いたところで一発でわかるもんじゃないに違いない。
そうでも思わないとまつこ自分がとてつもないアホに思えて悲しくなるのでそういうことでup


そして出来上がった作品はやはり期待を裏切らないもので、見ているとまるで三番叟という舞いを舞っている間は観客共々違う世界に引きずり込んでいるようにも見える誘うなんて生易しい言葉ではございません。あれは引きずり込んでます

元々は神への貢物であったはずの舞が時を経て神とのコンタクトとなり、そして今神の世界にご招待されるようにまでなったのかってのが乏しいまつこの表現力で書ける精一杯の感想でありました。

そしてまつこは思いました。
じゃあたまに萬斎さんの言ってることが理解できずに小首かしげてたけど、もしかしてこれが原因なんじゃあなかろうか、と。違う言語話してるんじゃなかろうかってヤツですね
つまりは萬斎さんの言ってることが一発で理解できなかったのはまつこがアホなせいではなかったってことでいいですね?diamond
じゃそういうことで。

2017年4月 8日 (土)

まつことMANSAIボレロ

先日必死こいて取ったチケットで行って参りました世田谷パブリックシアター。
なんだかんだとここの舞台を最近よく観に行ってます。とっても見やすい劇場なので大好きなのです。
本日かなり舞台前方の方のチケットではありましたが端っこだったんです。でも客席が舞台を取り囲むように放物線状に作られているので端っこでも全く問題なし。
これが帝劇だと端っこは悲劇を生むだけなんですが( ̄Д ̄;;

チケット争奪の激しさからなんとなく予測はできていたけど会場はほぼ満員、立ち見も出る盛況ぶりでございました。
皆様のお目当ては間違いなく萬斎さんのボレロなんでしょうしまつこもそうでしたが何気に狂言・唐相撲も楽しみでした。
DVDでは観ていたけど実際観るのは初めて、しかも華やかで楽しい演目なのでなんの気構えもなく楽しく拝見いたしました。

で、そのお目当てのボレロですが。
これまた私何度か見逃しておりましてsweat02三番叟同様このまま一生見られないんじゃなかろうかと思いつつあったので本日ようやく見られた喜びがまずひとつ。
まず萬斎さんが舞台から登場されてきたとき私は我が目を疑いましたよ。
なんか青年のようにも見えるというか、やけに若く見える。若すぎる。
このあとのポストトークでなんとなくわかったのはあれはとにかく無垢な少年に見えたんじゃなかろうかってことなんですけどね。無垢な少年というよりまだ性別が判別できないような小さな子供っていうのが正しいかもしれません。
踊っているのは確かに先日51を迎えたばかりのおじさんではございますがscissorsそこはまつこ勘違いしてない。大丈夫
まだ序章のボレロが流れる中、静かに静かに舞い、布の引きずる音だけがやけに耳に残ります。音がない世界ってホント視覚に集中する分見えるものがやけに鮮明に脳裏に残ります。
そして少しずつ楽器の音が増え、音が少しずつ主張を初めていくと舞台の上の世界が変わって行きます。少しずつ華やかになって、そして舞台の上の萬斎様もなんとなく成長していく感が。
何より何より無心に舞われるそのお姿の神々しいことdiamond拝みたくなるしお金投げたくもなるわって感じの。ついポケットの小銭をあさってしまったりdollar

しかも舞台の上の萬斎様は確実に何かと交信している感満載萬斎だけに(ポツリ)

何かの御告を受けているとしか思えぬその姿にただぽかんと口をあけて見入るばかりです。
そのうちお告げじゃあ~お告げが出たぞぉ~dashって言い出してもおかしくはない。
すいませんまつこふざけてるようで本気100%そうかもねなんですけどね

20分間、あっという間でした。ほんと一瞬の出来事だったようにも思える感じでした。
終わったあとの客席の拍手喝采のすごかったこと。私、舞台はよく観る方ですが客席からあれほどの「ブラボー!」が飛んでるの、あまり見たことありません。
客席にもあの何かに憑かれた萬斎オーラが蔓延したとしか思えないほど、客席もかなり興奮気味だったようにも思います。
それにしてもすごいものを観た、という感想しかありませんです。あれは確かにもう一度見たいってことになるよなぁと思ったです。

が。

本日のクライマックスは思いがけないところにやってきました。それはおいおい。

今回の公演は当初ポストトークは一回予定されていただけでしたが、つい最近全公演ポストトークが付くことになりまして。
実はそれも楽しみだったんですが。
ボレロ興奮冷めやらぬ中、10分ほど待たされましてポストトークが始まりました。
客席から萬斎さんが歩いてきたんですが息がまだ荒い感じでした。汗もダラダラでタオルでふきふきしつつ。トーク中ずっとしきりに汗を拭いておられたので相当な体力消耗具合だったんだろうなぁと思うと、もう一回休憩挟んだ方がよかったんじゃね?と余計な心配をするまつこ。
なんというか千秋楽大取り組みを終えたばかりの力士にインタビューする某N〇K様的な惨さを感じてしまったのでありました。ハァハァ言ってて何を言ってるのかよくわからないあの感じ

ポストトーク内容を書き始めると長くなってくるので割愛するとしまして、終わってからすぐに立ち上がったまつことNさん(今回見たいというので連れてきました)
ロビーへの出口は込み合っていたので少し列の最後で待ってたんですよね。でもふと隣見たら開いてないけどもうひとつ扉があったんです。
こっから出た方が早くね?ってことで扉押してロビーに出ようとしたらその目の前にあったトイレから。トイレからさっき舞台上にいたはずの萬斎さんが出てこられました(爆)まさにバッタリという感じ
固まるまつこ。喜ぶNさん。
でもまつこが萬斎様の道を塞いでいたらしく、どきなはれと前を歩いていたスタッフらしき男性に促され、慌てて道を譲りました。が、相変わらずチキンまつこは固まったまま←普段でかい口たたいて実は意気地なしまつこ
固まったまつこが邪魔なのかそれともまつこに危険なものをお感じになられたのか(当たってるけど)少し大回りに避けるように脇をすり抜けていかれた萬斎様でしたけどそれにしても。

楽屋のトイレいかずに客席のトイレ行くってどんだけ我慢してたんだろうと小一時間mobaq

まだ固まってるまつこの隣できゃっきゃ喜ぶNさんは「ハグしちゃえばよかったぁ~heart」とさらっと恐ろしいことをおっしゃる。

げに恐ろしきはパンピの行動なりbomb

凍結から解けたまつこは想像通り「なんであそこで何もしなかったんだぁあああ」と居酒屋でくだを巻いて帰ったらしい。

なんかこの瞬間色々吹っ飛んでしまって今もぽやっとしているまつこなのでした。




2017年3月12日 (日)

まつこと「MANSAIボレロ」チケット予約開始日

よいやに入会しておりながら、チケット優先予約しておきながら去年は何度萬斎さんの三番叟や舞台を見逃し、何度涙を流したことか。
そのうちのひとつ、MANSAIボレロがこの度世田パブで上演されると聞き、しかも優先予約枠があると聞き、鼻息荒くその日を待ちわびておりました。

で。
決戦のその日、ネットで必死こいてアクセスしてようやく取れた席が中ほどのお席。
うん、なかなかよい席だ!と一人ご満悦していたら実はこの舞台オケピが入ると聞きΣ( ̄ロ ̄lll)

オケピ入んのですか。てことはこのチケット最前列ですね(爆)

鼻血出る。なんだこれは。
興奮して部屋駆けずり回り母に叱られるアラフォー女dash傍目にはさぞかし気味悪い状態であったろう

普通の舞台ならばG列~H列はサイコー!ってなるところでしょうがこと萬斎さんの舞台、しかもボレロってことになれば前にこしたことない。
てなわけで、最高の席が取れました。今から楽しみです。

でも今だから言うけど行けなくなってしまった正月のFORM、2日分どちらも最前列のチケットだったんですよね(爆)
多分あと10年は恨み言言うと思う。

今回こそは行きたい。今回こそは!dash

2017年3月 4日 (土)

まつこ「花の乱」を見る

私はご周知の通り歴女の大河マニアですがこの花の乱が放送されていた1994年は海外に住んでいたため噂に名高いこの名作を見ていないのであります。
一度見てみたいなーと思いつつ何十年も経ってしまいましたが今になってこのドラマをきちんと見ようと思ったのはほかでもない萬斎様がご出演されておられるからであります。
この作品、萬斎さんが初めて出演したドラマで当時28歳。お若い。
しかもこのドラマ、当時異例ずくしだったようで、なんと放送開始が4月から12月までというなんとも中途半端な大河ドラマだったようです。
主演は天下の大女優、三田佳子さんで悪女で名高い日野富子を演じておられます。足利義政には故・市川團十郎さん、山名宗全に故・萬屋錦之介さん、若かりし頃の富子と義政にはこのドラマがデビューとなった松たか子さんと團十郎さんの御子息・海老蔵さんというなんとも豪華なキャストであります。
なんと申しましょうか、正直申さば主演の三田さんはもちろん素晴らしいのですが周囲のキャストがあまりにも濃いので三田さんの存在感が(爆)

これだけ豪華なキャストでそれだけで相当な話題になったに違いないのに実はこの大河ドラマ、かなり長いこと大河ドラマの最低視聴率をキープしていたようなんですよね。
この豪華な顔ぶれだけでも見る価値あるのになーと思っていましたら見終えてなんとなく納得。
複雑なんですよ、内容が。
登場人物の関係性もコロコロ変わるし1話飛ばしたらもうついていけないんじゃなかってくらいの。
しかも応仁の乱って日本の歴史上もっとも浅ましくイミフな戦いだったせいかとにかくあまり馴染みがないというか、歴史の授業で習ったのは確かなのにイマイチピンとこない時代なんですよね。
この乱は戦国時代へと突入するきっかけともなった、日本史上でも大きなターニングポイントとなった乱で、皆様も教科書で読んだことがおありかと思います。思いますけどどうですか、「足利将軍の後継者争いに当時の権力者山名宗全と細川勝元の対立が絡みそこに斯波氏・畠山氏の家督争いが加わり・・・」なんて言われてもこっちはお口ポカーン(゜д゜)になりませんか。まつこはなりましたよ。意味わからんかったですよ。
しかも途中で敵と味方が入れ替わったり、戦いの大義が変わってしまったり、傍で見ている方がむろんのこと戦っている連中も「あれ?俺今なんで戦ってるんだっけ?」って言い出しかねないような混乱ぶり。

でもそこが面白い。
なるほど、こうやって応仁の乱は発生していったのか、とか、こうやって足利将軍家は権威を失墜させていったのか、とか、よくわかりました。
しかもその背後に渦巻く陰謀というか政治的な駆け引きがとにかく面白くてハラハラドキドキしながら観たという感じです。
けどそこに至るまでには結構な辛抱を要求されます。応仁の乱が確か10話くらいから始まってましたから、それまでに視聴者の皆さんは「わけわかんなーい。つまんなーい」で途中放棄してしまったのではなかろうか。
ああ、もったいないsadこんなに面白い大河ドラマ、滅多にないのに。

戦うシーンだけじゃない、やはり日野富子という女性が主役だけに話の中心は政治の裏側、相当政治的なものも含まれます。
早い話ドロッドロに陰謀まみれなヤツですね。
騙してた相手に実は騙されていたとか、もののふの心意気はどこへやら、みんな自分の私利私欲を満たすがためにあちこちで画策するのです。
それがなんともいえず面白い。人間って愚かだなーって思うほどに。

そして主演の三田佳子さんがかなりよくてですね、とにかくお美しい。お美しいだけじゃなくて気高くて品があるshine
この三田佳子さんが悪女の代名詞である女性をどう演じるのかと興味津々だったんですが、実際見終えてみればホント酷い女でしたshadow
我が子を将軍職に就けるためにありとあらゆることをするわけです。こうしてみると応仁の乱を招いたのが富子であると言えるしその後の戦国の世を招いたのも富子であるといえる。
要はひとりの女の浅はかな欲望のために足利幕府がめちゃくちゃになってしまうのです。
なのに三田佳子さんが演じる富子の魅力的なことdiamondに騙されて「この人が天下に名高い悪女なんてウソだい!」と一瞬思ってしまうことも事実。
実際ドラマの中では富子は聡明で心優しい女性なのです。だけどひとたび我が子のことになると鬼になって人を殺すことも厭わないし戦を起こすことも厭わない。
けど母親ってそういうもんじゃないですか。我が子可愛さに将軍につかせてやりたいって思うのはなんにも不思議ではないのですが、この人が悪女と言われる所以は夫である足利義政を蔑ろにし、自分が政治の実権を握り、民の苦しむ声に耳を傾けず金を増やすことに専念してしまったというところに尽きるんじゃないかと思ってます。
旦那を大事にせず、政に口を挟む女というのは得てして悪女もしくは悪妻と呼ばれるのがこの国の女のサダメ。
でもやっぱり三田版富子を見てしまうとそんなことも忘れてしまうほどに優雅で気高いお姿。あれほど品のある女性を演じられる女優さんってそうそういないんではなかろうか。

そして何より語るべきは萬斎さんの日野勝元。
当時のこのドラマのレビューを見ると誰もが当時無名だったこの萬斎さんの勝元を絶賛しておられます。それほどまでに強烈な存在感なのです。
今萬斎ファンの私にしてみればなんら不思議なことではないのですが、当時無名だった萬斎さんを観た視聴者の方々は「誰?なにこの存在感!」と思われたに違いない。
当時若干28歳だった萬斎さんが敵対する山名宗全役の萬屋錦之介さんとタイマン張っても負けてないってのがなんともすごい話です。
だからこそこのドラマを見て改めて思う、本当にこの人は不思議な人です。
確かに能楽師として見ればイケメンな部類でしょうが、それほど飛び抜けたイケメンってわけじゃない。派手な顔立ちなわけでもない。
なのに人目を惹くというのは天性の俳優・舞台人としか言いようがございません。

途中までは萬斎さんheartと萬斎目当てで見ておりましたが、中盤からはドラマの行方に目が離せなくなっていました。これ当時だったら「なんでここで終わるんだよぉおお!」ってなって来週まで待ちきれていたかどうか。
とにかくまつこが観た大河ドラマの中でも異彩を放つ逸品であります。

余談ですが富子の息子、足利義尚を演じているのが当時まだ10代くらいであったろう松岡くんです。松岡くん、こうしてみるとやっぱりイケメンheart

機会がありましたら是非一度ご覧ください。
でも途中までは我慢が必要だってことはご承知おきください(爆)

まつこは次は太平記を見てみようと思ってます。

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2017年2月 5日 (日)

まつこと狂言「万作を観る会 2日目」あんどくもんいくもんやらなにやら

衛星劇場様いつもありがとうございます。
お約束通り「万作を観る会」を放送頂きまして誠に嬉しい限りです。

でも冷静に考えるとこのタイトルどうなのかなって思うbomb人間国宝を観る会って凄いネーミング

ある意味「国宝を観ましょう」みたいな意図をふくんでるのかなっとも思いますがとりあえず2日目の放送です。

っていうか1日目は?飛ばした?それとも2日目先にやった?1日目は今週放送があるようですけど。

とにかく萬斎さんが保存できればなんでもいいまつこ。今回も高画質で撮らせて頂きました。
1本目は狂言初心者に優しい「棒縛」。萬斎さんと萬斎さんの甥っ子遼太くんがそれぞれ太郎冠者次郎冠者を演じておられます。
遼太くん、まちがいの狂言のDVDくらいしかあまり拝見したことがないのですがあの頃に比べるとかなり大人になりました。
やはり野村家のボーイズだけあってイケメンくんです。野村家の顔らしくなく彫りの深めな。
どちらかというと万作さんのお若い頃に似ているような気も致します。しかも声もイケボheart
遼太くんの狂言を見て思うのはやはりこの年齢はまだまだ伝統をなぞるのが精一杯なのかなという。
味とか個性とかがまだまだ出ていない、模範通りの次郎冠者のような。
それともお爺様やら叔父様やらがそういうのを出すのをまだ許さないのか(爆)
特に叔父様怖そうだもの・・・
やはり伝統芸能ってまずなぞることから始まるんだなっていうのはまつこよくわかってきました。
お手本通りにできるようになってからあれこれと試行錯誤できたりするもんなんでしょうか。

ちなみに棒縛は萬斎さんのお爺様である万蔵さんのものと4代千作さんのを観たっきりです。あとは萬斎さんのばかり見ていますが、このお三方皆さん個性派揃いなためどれひとつとして同じ太郎冠者とは思えないような出来に仕上がっていて(爆)
同じ番組の同じ太郎冠者を演じているのにこんなにも違う太郎冠者が出来上がるのか、と今更ながら伝統芸能の持つ深みをしみじみと感じたものです。

ちなみに萬斎さんの棒縛は20年ほど前のものと10年ほど前のものとを観たことがありますがこれまたどれも違う太郎冠者に思えますな。
特に酒を必死で汲もうと格闘するあの名場面。あれが特に顕著に相違があるように思えます。
それとこの番組で太郎冠者次郎冠者が酔って歌う「酒は元薬なり」という謳いはアレですね、のぼうが酒宴の席で歌ってたヤツですね。これ聞くといつもあの場面を思い出します。

しかしいかにまつこが萬斎スキーでもですね、この会に置いては萬斎さんも前座なのですよ。そう、主役は万作先生でございますdiamondということで2つめは「楢山節考」。

この楢山節考はドキュメンタリーで万作VS萬斎でバチバチやってたアレですね。
ちょっと、いやかなり見てみたいと思っていたから今回この番組で見られて嬉しゅうございますclub
さすが万作先生、セリフが全くないのに捨てられた老婆の心の動きが伝わってきます。
そして萬斎カラスくん。shadow登場するなり

「〇X▲K←!!!
うきゃー←なんと言ってるのか聞き取れませんがある意味奇声的な(爆)


萬斎カラスくん、あたふた右往左往する人間模様を上空から悠々と眺めているようにも見えます。
「人間ってシガラミ多くてやっかいだねぇ」(カラス語)みたいなね。
そして山に一人残された老婆がね。白い着物をかぶせているだけなのに雪に埋もれていくように見えてこりゃすごいと妙な感心をする。
いやそれよりもやはり万作先生の素晴らしいこと。淡々としているようにも見えるし生きることをあきらめているようにも見えるし。苦悩する息子とは対照的に至極落ち着いた様がとにかく物悲しさを増長させます。
誰もがこの舞台を見ると、もし自分の親を姥捨て山に捨てざるを得なくなってしまったら、ということを考えると思うんですよ。そして切なくて涙が出てしまうと思うんですよ。
同時に現代に生きててよかったと己の幸せを噛み締めてみたりするんだと思うんですわ。

とにかく狂言には珍しく悲しいお話です。

というかまだござるの座のことも書けていないのに一番最近放送されたものからブログに上げてしまった。そうまつこは目の前のことから片付けるbell

とりあえずくもんいくもんのことは言及せざるをえますまい。
三番叟をきっかけにようやくプロとしての狂言師の道を歩み始めたらしい裕基くんが萬斎パパと一緒にご共演されておりますがその裕基くんの線の細いことったら。
というか首ながっキリンかbomb

先が楽しみだなぁ。おとんみたく色んなドラマとか出てくれたらいいのに。

でもおとんが許さなそうだrockオトン、怖いんだもん

ということでござるの座についてはまたおいおい←お前がおいおいだよannoyという誰がうまいこと言えと、的なツッコミが皆様から聞こえた気がしましたが聞こえないフリします

2017年1月23日 (月)

まつこと「ござるの座」*まだ見てません

衛星劇場様には普段大変お世話になっておりまする。
おりまするがそろそろ解約したいな~と思うまつこの心中を察したかのように近頃狂言やら萬斎様の舞台やらを多数ぶっこんできてくださいます。

解約?するわけないでしょう!flair誰が解約するっていったのさ(シレッ)


ということでこの年末年始、怒涛のござるの座放送でございました。

ござるの座50th

ござるの座53th

ござるの座54th

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ええと。
気のせいでなければなんか並びがおかしいような。

51th & 52thは?あれ、あれぇ?

・・・・なんて思ったりなんかしちゃったりなんかしてませんよ!
もう放送していただけるだけでありがたい話ですもの!
でもなんで50の次が53になってるのか気になって夜しかねむresirl;,l.mlbomb

12月1月とござるの座の怒涛の放送が一段落ついたかしらんと思ったら次は万作さんの舞台放送予定が。

解約するいとまがござりませぬcryingううん、やりおる衛星劇場

というわけで録画はしてあります。ありますが視聴が追いつけてない。
気軽に見られるもんではなくて事前に色々勉強してから見ないとついていけないものでして・・・
きちんと見てからまたここに感想を書きたいと思っております。
とはいえ狂言の入口で迷路に入り込んでしまってるようなまつこの感想ですからさほど期待できるもんではございませんが。
でも狂言シロウトの、単なる舞台好きの人間から見る狂言っていうのもある意味面白いかしらん、という気持ちで書かせていただいておりまする。
またお付き合いいただければこれ幸町中町。

2017年1月 9日 (月)

まつこと「新春大売出し!さんまのまんま 1月2日萬斎さんゲストの回」

2日と3日のFORM、仕事で行けなくなりチケットお譲りしました・・・・。
12月の三番叟も以下同文。

なんか三番叟に嫌われてるらしくなかなか生で見れないまつこです。しかもチョーいい席だったのに

そんな悲しみを吹き飛ばすかのようにさんまのまんまに萬斎さんご出演でございます。
萬斎さんのトーク番組、やっぱ貴重♪
花戦さの宣伝ではあちこち出てくれるかしらんと期待も高まる。

この番組では定番のさんまさんの「ナニ飲みますか?」に対し
「しゅわしゅわしたやつ」
とお答えになる萬斎さん。

繰り返します。

しゅわしゅわしたやつ。

しゅわしゅわしたやつ。

しゅわしゅわしstuolkbeera←ひつこい

脳内で最低10回はリピしました。なんとかわゆらしいお言葉なんでしょう。
これが50のおっさんのかわゆらしさというものなのか。だとしたらまつこ、本気で50おじさんたちをナメていた。
50おじさん、おそるべし。まつこ、既に冒頭でKO気味。

普段饒舌なさんまさんも初対面の萬斎さんをどう切り崩していったらいいのかちょっと迷い気味な感じで。
恐らく親友の浩市さんもご出演されていたため見ていたであろうのぼうの城から攻めることにされたご様子。

確かにね、まつこの周囲の男性たちもあの映画は面白かったっていっている人、多いですよ。女性陣はやっぱり陰陽師って答える方多いですけどね。

どうでもいいですがこののぼうといい今回の花戦さといい、あまりにも秀吉をぎゃふんと言わせる役が多いため各SNSでは「また秀吉やっつける役なのか」と言われている始末。
そんな萬斎さんが実は某大河ドラマで秀吉役をオファーされていたという発言をされたのは先日の舞台のことですが、そういう意味では役者って面白いですなぁ。昨日敵だった役を今日演じたりするわけですから。

そしておとーさまとおじーさまが人間国宝って話はもうあちこちで嫌っちゅうほど聞かれてるんでしょうが、この話題が出る時の萬斎さんの反応はどーもあまり快く思われていないようにも思えるんですが。
なんつーか、「俺の前でオヤジの話するなannoy」的なライバル心とでも申しますか。
そのお気持ちがついお口に出てしまったのか、さんまさんに「いずれは萬斎さんも、」的なことを言われて「それは知ったこっちゃない」と言いかけて「ボクの知るところではありません」と丁寧なお言葉に言い換えてましたけど本音は前者でせう、と誰しもが思ったはず。

出ました、今年一発目の俺様萬斎様diamondシビレるぅ←死語

そらご本人も人間国宝の重みもありがたみも十分ご承知なんでしょうが、なんというかこの方本音のところはその辺にあまり興味がなさそうにも思える。
むしろおとーさまんが人間国宝になられたことでより一層闘争心が増されたようにも感じたり。
親が人間国宝って人はそうそういないでしょうからその気持ちはいかばかりか、という感じですが。

それにしてもさんまさんってやっぱりすごいわぁと思うのは、人間軽そうに見えて結構重い一言を言ったりするんですよこの方。
その昔狂言(お笑い)が下に見られていたという話で「お笑いが世の中にのさばっている時は平和な時」みたいな言い方されてましてね、それがなんか名言だなぁって思いました。しかもお笑いが下に見られることも別段苦に思ってるわけでもなさそうだし「下でいいんですけどね」って言っているお言葉といい、人にどう思われるかってことはこの人にはあまり重要ではないんだなぁってちょっと感心してしまったまつこ。

まぁそれはさておき。

今日のびっくり話は何といっても奥様との初デートがディズニーランドだったっちゅう話fuji
このお話しの後の「俺なんでこんなことまで話してんだろ」、という萬斎さんのお言葉から多分この番組のさんまさんのトークが意外に心地よかったのかしらん、と勝手に思う次第。だっていつも♂相手だと警戒心剥き出しのよーにも思えるんだもん

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